「今月の1枚」

クリ(ブナ科) Castanea crenata
写真1 クリの木 6月1日四国支所構内にて撮影
写真2 クリの雌花 にて撮影 6月1日四国支所構内にて撮影
 
写真1 

 クリの花の時期、あちこちにむせかえるような匂いがします。匂いの原因はクリの雄花(おばな)です。クリは虫媒花で匂いで虫を引き寄せます。ところで、クリの雌花(めばな)はご覧になったことがあるでしょうか?実はこの写真にも写っています。

写真2 

 これがクリの雌花です。雄花がたくさんついた尾状花序の根元にひとつだけついています。これが大きくなるといわゆる「いがぐり」になります。イソギンチャクの触手みたいなのが雌しべです。熟した栗を見るととがった先っちょに毛のようなものがついてますよね?あれが雌しべの痕跡です。
 これからこの花(いがぐり)を定期的に撮影していきたいと思います。

(写真・文:酒井敦 2018年6月1日 四国支所構内で撮影)
 

(No.276 2018.6.7 掲載)
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