「今週の1枚」

ノリウツギ (ユキノシタ科)
九州から北海道まで広く分布し,皆伐跡地,林道の法面,崩壊地などに良く見られる。やせ地や硫気荒原の周辺など他の植物が生育しにくい場所を好む。夏に白い花が良く目立つ。オシベ、メシベの揃った小さな両性化の周りに装飾花をつけるので,アジサイの仲間であることはすぐに判る。ウツギという呼び方は「うつろ(中空)」な茎を持った様々な種類の樹木に当てられている。内樹皮にある粘液を和紙を作るときの糊として使用したことから,ノリウツギの名が付いた。ただし,土佐和紙の製造法ではトロロアオイが使用され,ノリウツギは使われていない。(垰田)
(No.12 2001.8.20 掲載)
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