松ぼっくりについて


Q1: 松ぼっくりはなぜ松についているのですか?

Q2: 松ぼっくりはどうやってできるのですか?



A1: 松ぼっくりは松の木の実ですから,松の木につきます

 「まつぼっくり」というのは,マツの袋という意味です。松笠(まつかさ)ともいいます。スギやヒノキ,校庭の(有りますか?)カイヅカイブキなどにも良く似た実がつきます。これを球果(きゅうか)といい,針葉樹だけにできる果実の形です。

アカマツの球果
  アカマツの球果(きゅうか),乾燥しているので鱗片(りんぺん)が開き,中にタネが見える

 


アカマツの種子  翅(はね)を持ったアカマツの種子



A2: マツの花や小さな球果を見つけましょう

 5月ころ,小さな葉をつけた新しい枝が伸びてきます(これを「マツのみどり」と呼ぶ)。その先のほうに赤紫色をした小さな実のようなものが見えます。これが,マツの雌花(めばな)です。雌花の大きくなったのものがマツの球果(松かさ,松ぼっくり)になります。近くに黄色の雄花(おばな)も見つかります。黄色い花粉が出ているかもしれません。マツの花粉は浮き袋のようなものがついていて,風に乗って遠くの雌花に飛んでいきます。


 アカマツの雌花(めばな)

 マツやスギの球果は,一つの花が実になったようにも見えますし,たくさんの小さな花が集まっているようにも見えます,この形の果実をつける樹木がマツやスギの仲間(針葉樹,しんようじゅ)です。
 アカマツの雄花(おばな)
 枝についた松ぼっくりや,地面に落ちたばかりの松ぼっくりはウロコ(鱗片)がかたくて閉じています。この松ぼっくりを集めて室内で乾かして見ましょう。ウロコが反り返ってきて,すき間が開きます。すき間から,羽をつけたマツのタネが出てきます。タネが良く乾いて,風に乗って遠くに飛べるよう,雨の日や湿った日にはタネを出さないようにしているのです。これは,自分のタネが親の近くで芽を出さないようにするためです。


アカマツの湿った球果
アカマツの球果(湿ったとき)


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