カラスザンショウ (Zanthoxylum ailanthoides)
写真左 発芽後5日 1998年4月17日撮影 FM2 + Micro Nikkor
写真右 発芽後13日 1998年4月20日撮影 FM2 + Micro Nikkor
特徴:ミカン科の落葉高木。二次林を構成する典型的なパイオニア樹種。アゲハチョウの幼虫の餌にもなります。種子は秋から冬に熟し,主に鳥によって散布されます。
見分けるポイント:子葉は大型で,楕円形をしていて厚みがあります。ミカン科植物によくみられる油点(黄色いつぶ)が葉面や葉の縁に並んで見えます。子葉だけではサンショウ,イヌザンショウと見分けがつきませんが,3枚目の本葉から小葉数が多くサイズも大きくなるので区別できます。