ヌルデ (Rhus javanica var. roxburghii


発芽後33日  2003年5月28日撮影  FinePix S602 1/90 F9 MF

特徴: ウルシ科の落葉小高木。夏の終わり頃花が咲き,秋から冬にかけて茶色の実をつける。果実は脂肪分を含み鳥が食べに来る。しかし,あまりおいしくないのか,春先まで実が残っている個体もあります。

見分けるポイント: 厚ぼったい中型の子葉で三本の葉脈がうっすらとみえる。本葉は最初の2枚は対生し,3枚目から互生する。胚軸は赤みを帯びる。似た種にヤマウルシ,ヤマハゼなどがある。ヤマウルシは林内でも芽ばえが見られるが,ヤマハゼ,ヌルデは明るくならないと芽ばえが出ない。